たかログ | 30代パパのエンジニアLIFE

一児のパパであるSEが日常のあれこれや情報処理系の技術ネタを気ままに書いています。

生成AIと一緒に働く ~仕事での活用術~

1. はじめに

おはようございます、たかです。

皆さんは生成AI(ChatGPT、Google Gemini、Azure Open AIなど)を使っていますか?

昨今注目されている生成AIですが、今や日常の中でも色んなところで使われています。

  • 調べごと
  • 旅行計画
  • 小説のストーリー作成
  • 文章校正
  • 画像生成
  • 動画生成
  • 音楽生成

などなど、挙げだすと切りがありません。

 

これだけ使い道があるのであれば、仕事の中でも活用出来るはずですよね🙂

ということで、今回は仕事における生成AIの活用例について見ていきます!

 

2. すぐに試せる!生成AI活用例4選

ここでは、仕事の中で生成AIを活用した事例を4つ紹介します。是非参考にしていただければと思います☺️
※以下の活用例ではChatGPTでの生成結果をお見せしています

ChatGPT

①メール本文作成

仕事をしているとメールのやり取りが多いですよね。
最近はチャットでのやり取りのほうが増えてきていますが、依然としてメールでやり取りすることもそれなりにあります。
チャットだと割と砕けた文章も書けてしまいますが、なんとなくメールだとかしこまった文章を書くことになります。これがちょっと面倒です。
そこで、メールの文章を生成AI君に考えてもらいましょう。


↑の例では、取引先の方とのやり取りという条件をインプットしています。
特に指示はしていないですが、しっかりマナーを意識した文章になっていますね!
条件をインプットする際には細かい情報は入れていません(機密情報等はインプットしないでおきましょう)ので、あとは自分の使いたい部分だけ抜き取って情報を補足すればOK。

②テーマ、タイトルのアイデア出し

自分の仕事で成果を出したり、成功した事例を社内や社外に発信していくときに、発表のタイトルを付けることがあります。
私の場合、その発表のタイトルを付けるのが苦手です。あまり大々的なタイトルにできないというか。。
生成AIにちょっと考えてもらいましょう。

「未来」「新常識」は自分だとなかなか付けなさそうですし、「!」や「:」を使うと興味を引きますね。
↑の内容は紹介用に考えた例ですが、私は実際の仕事でも同じように、展示会の展示タイトルを生成AIで考えてもらいました。
オンラインでも開催するハイブリッド展示会だったのでアクセス数を確認すると、ありがたいことに全30個近くの展示の中でベスト3に入りました!
展示内容のテーマがただただ参加者の興味を引いた可能性はありますが。。自分で考えるだけでは思いつかなかったインパクトのあるテーマを付けられて大変助かりました。

 

③想定質問を考えてもらう

②の事例で書いた展示会では生成AIに助けられたことがもう一つあります。
それは、オフラインで来られた参加者からの質問への回答の準備です。
展示会には上層部の方も来られ、自分よりも視座の高い質問をされることが想定されます。そこで回答に困るよりは、スムーズに対応できると良いですよね。
試しに、②の要件定義の効率化事例で想定される質問を考えてもらいました。


私の場合は、ここでアウトプットされた質問に対しては一通り回答を準備しました。
そして、本番ではそのうちのいくつかが実際に質問され、特に困ることなく回答できました。
そして、想定していた質問が実際に来なくても、回答を考えながら頭の整理ができますし、「あれ?ここって確かに考えてなかったな。」と、自分がこれまで気づいていなかった課題の気づきになるかもしれません。

④自己紹介の原稿

社会人になってから自己紹介をする場面は多々あります。
よくあるのは1分間スピーチの形式ですが、これがすごく苦手です。。

話す内容は思いつくのですが、それを1分で話すとなるとこれくらいかなという調整が難しく、事前に準備可能であれば生成AIに考えてもらいます。

話し方や話すスピードによって若干左右されると思いますが、実際に読み上げてみると50秒くらいでした。
プロジェクトリーダの部分はもう少し省いて趣味の話を入れてもよさそう。
という感じで、話す内容は自分らしく調整を掛けていけばよいです。

3. 生成AIとの上手な付き合い方

ここまで見てきたように、生成AIはとても便利で色んなシーンで活用できます🙂

一方で、生成AIはハルシネーション(AIが尤もらしいウソをつく現象)を起こすため、アウトプットされた情報を鵜呑みにするのは危険です。

生成AIにアイデアを出してもらい、それを参考にする分には問題ないと思いますが、チェックせずそのまま自分のアウトプットするのではなく、必ず内容の妥当性を確認するようにしましょう。

 

それが原因でミスしても、生成AIに責任転嫁は出来ません!鵜呑みにした人のセルフチェック漏れです!

 

、、と言ってもミスしない人間はいません😇

なので、私は仕事の中では、自分の中でこうかなぁっていう案を練ってから生成AIに聞くようにしています。

そうすると、生成AIのアウトプットに対して、自分の案と比較できるので、鵜呑みにせず吟味することが出来ます。

イメージとしては、同僚、後輩にこれどう思う?って聞く感じかなと思います。(優秀だと思ってる人から聞いた答えって、それが正解だと思っちゃいますよね😂)

4. まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は仕事の中での生成AIの活用術と上手な付き合い方について書いてみました。

まだまだ進化を続ける生成AI。これからも一緒に働く相棒として活用し、共に進化していくことが大事ですね!